コロナ禍で長岡青年会議所のみでは無く世の中の全ての活動が制限されている4月下旬、チーフからの意見でこの企画が立ち上がりました。次の日には企画書を書きあげ、スタッフの方々のご協力で臨時正副を開いてもらい長岡市でも最初の支援事業の開催となりました。
1度目の支援は開催のタイミングも非常に良く、緊急事態宣言が発令されゴールデンウィークに県外から長岡に来ている学生が地元に帰れない時でした。100名以上の学生が開始早々に集まりこの事業が世の中に本当に必要とされていた事を強く感じさせて頂きました。また、各メディアにも取り上げて頂き、ニュースだけでは無く5分ほどのコーナーでも取り上げて頂き、さらには30秒CMまで流して頂き、長岡青年会議所の活動を広く知ってもらう事が出来たと思います。2度目の開催はその2週間後の開催となりましたが、1度目と違い予想ほどの学生が集まる事はございませんでした。半分以上の支援物資が余ってしまったので、2週に亘って週末に支援をし、後日留学生などの学生寮に配布もさせて頂きました。
委員会としては、この支援の条件としてアンケートを取る事によってコロナ禍の学生の現状調査と、どんな長岡市なら住み続けたいかの調査をさせて頂きました。どちらのアンケート内容も興味深い結果が出ましたので、社会実験事業に引き継いでいきたいと思います。また、委員会メンバーにとっても、社会的背景の変化に合わせ、常に世の中に必要とされている事なのかを考え、前例に囚われず使命感を持ちチャレンジしていくという事が出来、本当に学びの多い事業になったと考えております。
この事業がキッカケとなり、委員会という組織としても、メンバー個々としても大きく成長し他の事業に向かっていける基礎が出来ました。チーフ1人の気づきと想いから始まったこの事業ですが、その想いを膨らませ委員会の想いに返還させてくれた、まちづくり委員会メンバー、当日手伝いに来てくれたメンバー、迅速な対応で臨時正副を開催して頂いたスタッフの皆様、そして、実行の背中を押して頂いた今泉理事長に感謝を申し上げ、まちづくり委員会としての更なる挑戦をお約束して委員長所見を締めさせて頂きます。貴重な経験と気づき、そして成長の機会を頂き誠にありがとうございました。
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