5月例会の目的は私の事業計画から要約すると“多様な価値観を認め合えば希望が持てる”という事と、“今から何かを始めたいというウズウズを”刺激したいという想いから企画が始まりました。その為にこれらを市民に伝播するにはどうしたらいいのか?そこで、影響力のある著名人に講演会をしてもらおうという流れから始まりました。この話をしていたのが去年の9月です。そこから吉本興業様へ熱意を持って出演依頼をし、10月時点で西野氏のスケジュールの5月で唯一の空きであった14日を抑えられたという運びでした。
チケット収益を上げて実施するという長岡青年会議所では初の試みではありましたが、残念ながら社会的状況により中止を余儀なくされてしまいました。しかし、この講演会を楽しみにしていた市民の「中止にはしないで欲しい」という声が多数寄せられている現状と、吉本興業様も是非実施して欲しいと言われている事、そして、何よりも携わったメンバーの想いから、次年度以降でも、有志でもいいので何らかの形で実施に至る事が出来たらと切に願います。
この事業を通して、強い想いを伝えると難しい事も実施へ動く事が出来るという大切な事を学ばせて頂きました。また、委員会メンバーも一丸となり、この事業に向かう事により大きな団結力を持ってスタートダッシュをするキッカケとなった、とても意味のある事業になったのも間違いありません。
結果的に5月例会は講演会の代わりに何かを実施するのでは無く、セレモニーとこの講演会に向けた想いだけの内容でZOOM例会となりました。セレモニーだけの例会とはなりましたが、強い想いを伝える事とそれがしっかりと伝わるようにZOOMを通したリハーサルを繰り返し、どうしたら音が割れないのか、強弱なく伝わるのかという事などを何度も実験を繰り返し、映像と音声の共有という形を取らせて頂き、さらに司会進行とは別のメンバーがPC操作をした方がスムーズになるという事に気づき実施させて頂きました。ZOOMでの懇親会でも様々なリハーサルを繰り返し、全員が話せるように5〜6人のランダムのグループを作りそこに司会が順次行くという形を取らせて頂きました。また、話題が無くなった時の為に話題を2つ提供させて頂き話が尽きる事が無いようにさせて頂きました。懇親会自体も非常に盛り上がり、ZOOM例会でもZOOM懇親会でもその後の担当委員会の参考事例を作る事が出来たと思っております。また、集まった委員会メンバーも3名のみであとは全員家からの設営という方法でもしっかりしたリモート例会が実施出来る前例も作れたと思います。
これだけ大きな事業に挑戦させて頂きましたLOMスタッフの皆様、そして、何よりも相当なスピード感でこの事業の構築をして頂いたチーフをはじめとした委員会メンバーに感謝を述べ、次年度以降に何らかの形で西野亮廣氏の講演会が実施出来、予定通り多くの若者に多様化とウズウズを提供出来る事を願って委員長所見とさせて頂きます。
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