長岡JCって何をやっている団体なの?
平和学習
長岡市内の小中学生に向けて、平和の尊さ、困難にくじけない心、長岡の史実を教える出前授業を毎年行っています。長岡が過去、戦災により焼け野原になっても、未来を見据えて長岡のまちの復興を遂げた人たちがいるからこそ今があることを、この先の未来を生きる学びとして子ども達に伝えています。2022年、2023年は合わせて約50校を超える開催実績。10年以上続けている長岡青年会議所を代表する企画のひとつです。
柿川灯籠流し
1945年8月1日の長岡空襲によって亡くなられた方々への慰霊、戦災によって焼け野原となった長岡への復興に尽くされた先人達への感謝、平和への祈りを込めて2024年で41回目を迎える柿川灯籠流し。一つひとつの灯籠に描かれた平和への願いは、長岡市内の小学生達によるものです。2023年は長岡市立南中学校の皆さんが中心となり設営を行いました。長岡青年会議所が毎年企画・設営しています。
復興祈願花火フェニックス
中越大震災からの復興を願い打ち上げられたフェニックス花火は当初、長岡青年会議所が募金活動を行い打ち上げの実施に至りました。フェニックス花火の打ち上げは当時、大震災に負けずに頑張ってきた中越地方をはじめとする新潟県全体の大勢の人々を元気付けるために、また、一日も早い復興を祈願して、世界一の誇れるような壮大な花火を打ち上げたい、という思いからスタートしました。
長岡まつり参画
長岡の象徴とも言える「長岡まつり」は長岡空襲の1年後に長岡復興祭として開催。現在では平和祭と名付けられています。戦災で亡くなられた方々への慰霊の想いと、長岡のまちを復興してこられた先人達への感謝の想い、そして長岡まつりの活性を願い行われる「越後長岡慰霊神輿渡御」や、縁日設営など、長岡まつりのさまざまな舞台で歴史を重ねながら長岡青年会議所が携わっています。「長岡甚句」を長岡まつりに取り入れたこともかつて長岡青年会議所によるものです。
若者支援
長岡の未来を創るのは今を生きる若者達です。長岡は4大学1高専15専門学校の若者達が集まるまちです。若者達が長岡のまちをどう感じているか、何を求めているかのアンケート調査実施や、かつて長岡の人々が長岡魂を持ってまちづくりに尽くしたことを伝えたり、若者達に長岡の魅力を知るきっかけ作り、長岡での自分の未来への可能性に気付きを得る機会を提供、長岡の若者をサポーターとつなげ若者の未来を後押しする場を創る等、若者への支援を惜しまない活動を続けています。
地域連携
長岡各地域(中之島、越路、三島、山古志、小国、和島、寺泊、栃尾、与板、川口、旧長岡)と連携し、繋がり、長岡の課題を共有しあい、お互いの地域が未来の発展のために共創しあえる関係構築を作れる環境を提供しています。各地域と連携し、それぞれの課題や魅力を共有することで、持続可能な未来の長岡の活性化を進めています。また、長岡11地域の魅力を届けるイベント等の開催を行っています。
市民協働の推進
長岡には行政と市民が手と手を取り合いながら力を合わせてまちを発展させてきた「市民協働の精神」が根付いています。2012年にはアオーレ長岡の誕生、また「市民協働条例」も制定されました。現在では約500もの市民団体が活動しています。長岡青年会議所は、長岡に根付く市民協働の力を加速させるため市民団体同士の横の繋がりを生み、市民団体同士が協働しあいコラボレーションするための機会を創る役割を果たしています。
地方創生事業
長岡市旧山古志村は、少子高齢化や過疎化が進んでいる地域であり、人口約800人の限界集落です。近年、そんな山古志がNFTを活用したデジタル村民やメタバースを活用した新しいまちおこしの取り組みが注目されました。長岡青年会議所は山古志地域と連携し、最新技術×地方創生の取り組みを多くの人々に伝える場や、メタバース等の技術を使うための講習を行いました。
学校連携事業
長岡市内の小学校と連携し、親と子どもがともに成功体験を積むことができる家族参加型の事業を行っています。2023年は「自己効力感を高める」ことをテーマに掲げ、市内の小学生5、6年生と親御さんとともに川口地域で一泊二日のキャンプを行いました。長岡JCメンバー達が家族をもてなし、子ども達が語る夢をサポートすることで今後の子ども達の成長につながる機会を設けました。
メンバーの成長
青年会議所には20歳〜40歳までの会員が所属しています。長岡青年会議所はただ人脈を増やすためだけの組織ではなく、会員同士が切磋琢磨しあい絆を深め、長岡の発展へ貢献できる人財として成長できる機会をさまざまな場面で提供している「学び舎」です。メンバー個人のスキルアップを目指して様々な機会を構築しています。私達と活動する仲間を求めています!
会議体
青年会議所はその名の通り、会議体です。委員会、正副常任会議、理事会、総会といった様々な会議を重ねていきます。採決を取る形のロバート議事法の議事進行規則のもと、それぞれの会議が行われていきます。自分達のやりたいことを事業として行っているのではなく、所属しているメンバー達の承認、どんな社会的背景がそこにあってその事業を行わければいけないのかの目的の構築に会議を重ねています。
市内外や周りへの広報
活動のPRを各種媒体を駆使し行っています。各SNS(Instagram、Facebook、Twitter、TikTok)にはこれまでの活動記録が掲載されています。また、YouTubeにはコロナ禍でありながらも活動の歩みを止めずに活動内容が伝わる動画が多数掲載されています。また、家族や身近な方々へ長岡JC活動が理解されるための広報を行っています。今後も様々なツールで戦略PRし、様々な世代に発信していきます。
長岡には約20もの神輿団体が存在しており、祭りと根深いまちです。長岡青年会議所は、長岡神輿協議会の事務局を運営していく役割を担っており、各神輿団体への連絡や定期的に行われる会議の設営、毎年各地域で開催される祭りに出向き神輿渡御への参画、長岡まつり 平和祭、米百俵まつりでの神輿渡御の準備と参画等を行っています。 長岡青年会議所は長岡市と連携し様々な事業を行っています。まちづくり活動を行っていく上で長岡市と協働しあうことで目的を達成するための効果を最大限に高めています。長岡市内4大学1高専の新入生が一同に集うイベントの設営、雪しかまつり、米百俵フェスの設営、ミライエ長岡を活用し長岡市と共催した事業等、1年間を通して長岡市との協働を展開しています。 青年会議所は長岡だけではなく新潟県内、日本全国に点在しており、各地の青年会議所同士の交流をすることで自団体の発展、新潟県内の青年経済人達の成長へと繋がる機会を設けています。長岡青年会議所は2025年に設立70周年を迎える県内でも歴史ある青年会議所です。2024年には各地の青年会議所が一同に集う地区フォーラムが長岡の地で開催され、長岡青年会議所が設営を行います。 1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。 青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。 自由な社会と経済発展を実現し、新しい社会をリードするにふさわしい人材育成を目的として、1915年にアメリカ・ミズーリ州セントルイスに生まれた小さな青年活動グループから始まったJC運動は、その活動が認められ、アメリカの社会的活動を担う主要な青年団体へと発展していきました。 ※詳しくは、公益社団法人 日本青年会議所ホームページ をご覧ください。 我々の愛する「ふるさと長岡」には、二度にわたって不屈の精神で戦火から復興を成し遂げた歴史があります。その時の行動指針が「国が興るのも、滅びるのも、まちが栄えるのも、衰えるのも、ことごとく人にある」として、先人より脈々と受継がれてきた「米百俵の精神」であります。昨年の7・13水害、新潟県中越大震災を経験した我々は、不屈の精神と自立心で復興に立ち向かわなければなりません。そして復興に向けたこの長岡に、今まさに必要なものが「夢」であると考えます。 この思いを長岡JC宣言に託します。 創立50周年を迎える今日まで、多くの先輩方のご尽力により存続してまいりました。 長岡青年会議所の最大の強みはメンバーの絆の強さにあります。 常に夢を持ち続ける事の大切さを訴え、実践していくことこそ次の世代に繋げる我々の責任であり、現在よりも未来に視点を置くことにより、郷土に息づく米百俵の精神にも繋がります。 我々の愛する「ふるさと長岡」を夢のあふれるまちにするために、必要とされる人材を輩出し続けることが長岡青年会議所の責務です。我々は企業、家庭、地域社会のリーダーとして困難に挫けない強い意志を持って行動し、この地域とともに未来に向かって進んでいきます。 2005.9.4 一般社団法人長岡青年会議所長岡神輿協議会 事務局運営
長岡市との連携
各地の青年会議所との交流
設立年月日
1954年(昭和29年)9月5日
認承番号
第64号
認承年月日
1955年(昭和30年)2月10日
スポンサーJC
公益社団法人東京青年会議所
社団法人格取得番号
240
社団法人認可年月日
1977年(昭和52年)12月3日
一般社団法人取得年月日
2013年(平成25年)4月1日
定款
一般社団法人長岡青年会議所 定款(PDF 37KB)
理事長
佐藤 洸太
基本理念
「行動・協働・運動」
~私たちにしかできないことをひたむきに、 一人ひとりの志が、地域の未来を変えていく~
ビジョン
「誰もが希望を持ち続けられる長岡の創造」
スローガン
「共感」
~地域に希望をもたらすリーダーになろう~
組織図・役員一覧
→組織図・役員一覧表へ
お問い合わせ
→お問い合わせページへ
「青年会議所」とは
共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生。1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。
現在、全国に青年会議所があり、三つの信条のもと、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます。
さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして各国の青年会議所と連携し、世界を舞台として、さまざまな活動を展開しています。
→基本理念はこちら
※ 詳しくは、公益社団法人 日本青年会議所公式サイトをご覧ください。青年会議所の特性
会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。この年齢制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていけます。
青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、OBも含め各界で社会に貢献しています。たとえば国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などの人材を輩出、日本のリーダーとして活躍中です。国際青年会議(JCI)について
1944年には「積極的な変革を創り出すのに必要な指導者としての力量、社会的責任、友情を培う機会を若い人々に提供することにより、地球社会の進歩発展に資すること」を使命に、アメリカ、コスタリカ、エルサルバドル、グァテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマの8カ国によって国際青年会議所(JCI)が発足。その後、年々加盟国は増え、日本も1951年に加盟、JCIの一員として新たな活動の一歩を踏み出しました。
会員数17万人以上の世界で最も大きな青年団体です。現役メンバーに加え約250万人以上ものOBがいます。
毎年11月には世界会議が開催され、世界中のメンバーが一堂に会する重要な国際交流の場となっています。長岡JC宣言(創立50周年記念)
前文
「ゆめ」そして『米百俵の精神』の2つが融合した「ゆめ百俵」を長岡JCのシンボルとして掲げ、行動指針とします。われわれ長岡青年会議所は
これからも永続するために、我々の組織の進むべき方向性を示します。メンバーの絆を礎に
事業や様々な活動を通して互いに切磋琢磨し、それによって生まれるメンバー間の絆を深めることが、
より良い組織づくりに繋がると考えます。
その絆を礎に、地域社会に必要とされる人間になれるよう、常に高い志を持って自己修練していきます。夢あふれる社会の創造に向けて
地域とともに歩み続けることを宣言する