JC(青年会議所)の成り立ちについて【理事長ブログ】

JCの成り立ちについて、まとめてみました。

何事も、歴史を知ることから始まると考えています。

110年以上前の出来事です。

1910年、アメリカのミズーリ州セントルイスにて、銀行員のヘンリー・ギッセンバイヤー・ジュニアが「ハーキュリアン・ダンス・クラブ」を設立。このクラブは、メンバー間の交流と若者の社会的地位向上を目指していましたが、次第に地域社会への貢献にも力を入れるようになりました。

1915年には、32人の若者が「進歩的青年市協会(YMPCA)」を結成し、半年後にはメンバーが750人以上にとなり、その後、1916年には「JCJunior Citizens)」、1918年には「青年商工会議所(Junior Chamber of Commerce)」へと発展しました。

1920年には、アメリカ国内の同様の団体を呼びかけて「アメリカ青年商工会議所」を設立し、ヘンリー・ギッセンバイヤー・ジュニアが初代会長に就任しました。これを契機に、1923年にはカナダ、1928年にはイギリスにも広がりました。

1944年、アメリカや中南米の8ヵ国がメキシコシティで国際青年商工会議所を発足させ、1946年のパナマ大会で「国際青年会議所(JCI)」という名前が承認され、JCIは国際的な団体として成長していきます。

ちなみに、日本が加盟するのは1951年です。

社会をより良くするために青年が集まり、活動・運動を行うことは約110年前から変わらぬ理念です。

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