委員長 石坂 陽之介
「理念共感を原動力とする組織」
1. 基本方針
急激な社会変化とともに長岡JCメンバーの持つ背景や価値観が多様化しております。また、平均在籍年数の短期化などにより、JCの掲げる理念の浸透が課題となっていることも相まって、組織としての存在意義や最上位目的を共有することの重要性が増しています。長岡JCは、メンバー一人ひとりが、活動を通じた充実感が得られ、その存在意義に共感できる組織となる必要があります。
まずは、長岡JCメンバーが2024年度の基本理念とビジョンに深く共感するために、理念とビジョンの実現が導く未来を思い描き、2024年度におけるJC活動への内発的動機づけを得られる新年例会を設営します。そして、長岡JCメンバーが組織の存在意義への関心を高めるために、メンバーが見出している組織の存在意義やアイデンティティを問いかけ、可視化します。さらに、長岡JCメンバーが自らの手で理念共感型組織を構築する力を身に付けるために、理念共感型組織が求められている背景やその強み、構築手法とともに、JCI、日本JCが掲げる理念や、長岡JCが目指してきた方向性や価値観を学ぶ機会を創出します。また、長岡JCがこれまで以上に理念に基づいた組織運営をしていくために、長岡JCメンバーの意見を集約しながら、今後の長岡JCの最上位の存在意義となり得るパーパスの定義を試み、その実現に寄与する行動指針を設定し、運動展開への活用を開始します。そして、長岡JCが理念共感型組織として発展し続けるために、設定したパーパスと行動指針をメンバーとの対話を通して評価・改善していきます。
長岡JCは、様々な背景や価値観を持ったメンバーが志を持って集う多様性に富んだ組織でありながら、組織としての存在意義が根底に共有され、理念共感を原動力に意欲的に活動するメンバーの力を結集して地域や社会に希望をもたらし続ける組織となります 。
2.事業計画
(1)新年例会(1月)
年度最初の例会として、新たなリーダーが目指す未来をメンバーに伝え、また、メンバーがリーダーの目指す未来に深く共感することで、新たな年度のJC活動への内発的動機づけを得る機会を創出します。
(2)理念共感型組織構築事業(通年)
長岡JCが地域社会において果たすべき存在意義や、その実現に向けてメンバー一人ひとりに共有されるべき行動指針を模索し、活用と浸透を図り、評価・改善する取り組みを展開します。 まずは、長岡JCが組織の存在意義を見つめ直す取り組みを行うこと自体に対する長岡JCメンバーの関心を高めるために、長岡JCメンバーが現在見出している長岡JCの存在意義やアイデンティティを問いかけ、その内容を可視化します。並行して、長岡JCメンバーが、長岡JCやその他の自分が関わる組織を自らの手で理念共感型組織とする力を身に付けるために、理念共感型組織が求められている社会的時代的背景や、理念共感型組織が持つ強み、一般的な理念共感型組織の構築手法を学ぶ機会を創出します。また、長岡JCの根源的な存在意義を解き明かすために、JCI CreedやJCI Mission・JCI Vision、『JC宣言』・綱領、長岡青年会議所設立趣意書、創立50周年記念長岡JC宣言などへの理解を深めます。そして、長岡JCがこれまで以上に理念に基づいた組織運営をしていくために、メンバーの見出している長岡JCの存在意義や長岡JCの根源的な存在意義を踏まえ、長岡JCのパーパスと行動指針(バリュー)を設定し、LOM全体でその活用と浸透を促進します。さらに、設定したパーパスとバリュー、そしてそれらの活動状況を、メンバーとの対話を通して評価・改善していきます。
(3)公益財団法人日本青年会議所 第73回全国大会福岡大会(10月)
卒業生と次年度も残る現役メンバーが共通の価値観や目標に基づいて深く交流し、今後の財産となり得る一体感を深める機会として、全国大会福岡大会事業を設営します。
3.会員拡大
長岡JCをさらに発展させる潜在能力を持った入会候補者へ、長岡JCが地域社会への貢献に真摯に向き合う組織であることを伝え、共に活動したいと感じていただけるよう尽力し、4名以上の会員拡大を行います。
委員長PROFILE
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