委員長 星 いづみ

「協働の輪が拡がり続ける強固なまち」

1.  基本方針

 市民協働の精神が根付く長岡では、現在も様々な団体が意欲的に活動しています。今後、人口減少によって、団体の活動規模が縮小し、それに伴う各団体の衰退はいずれ長岡の衰退に繋がります。それぞれに活動する各団体が力を合わせ発展することは、長岡の飛躍的な活性化の可能性を秘めています。長岡青年会議所は、各団体を繋ぐ架け橋となり、新たな市民協働のかたちを示す必要があります。

 まずは、長岡青年会議所が各団体を繋げるきっかけを作るために、現在、長岡で意欲的に活動している団体のそれぞれの活動目的や状況を把握します。そして、各団体が協働による課題解決への可能性に気付くために、情報交換や交流の場を設け、1年を通して協働できる機会を提案し、団体同士や行政との繋がりを増やします。さらに、各団体が行政や他団体との協働によって生み出される相乗効果と、活動の幅が拡がることを実感するために、長岡特有の文化を市民に伝え、新たな協働を生み出す契機とします。また、各団体が、同じように想いをもつ意欲的な活動を行っている団体と出会い、活動をより活発にするために、新たな市民協働がもたらす、長岡の未来への期待が膨らむ機会を共創します。そして、各団体、行政が、新たな市民協働が生み出す長岡の飛躍的な活性化に確信を持つために、共に長岡を最大限に盛り上げる事業を盛大に執り行い、長岡をさらなる発展へ進めます。さらに、各団体が新たな市民協働のかたちを示すために、これまで培った繋がりを活かし、協働の相乗効果の生まれる場を創出します。

 新たな市民協働の実践により長岡の活性化に携わった各団体は、未来の長岡のさらなる発展を目指してさらに協働の輪を拡げ、さらに多くの市民を巻き込んで発展していきます。そして、長岡は持続的に発展し、協働の輪が拡がり続ける強固なまちとなります。

2.事業計画

(1)市民協働推進事業(通年)
 1年を通して、長岡で活動する団体を調査し、行政、団体同士の交流を推進します。そして各例会、事業を通して絆を深め、相互に助け合う関係性を構築すると共に、長岡青年会議所と持続的に協働していける関係性を模索し、未来に繋げます。

(2)長岡雪しか祭り設営
 行政、各団体と共に、市民に長岡の文化と魅力を伝える事業を展開し、各団体が協働の相乗効果や活動規模の拡大の可能性に気付くきっかけとします。

(3)7月担当例会
 市民協働による相乗効果を発揮し、伝統的な団体や新興団体問わず、自身の活動を行政、市民に伝える場を創出します。

(4)長岡まつり8月事業
 行政、各団体と共に、市民協働の効果と可能性を最大限に発揮し、未来の長岡の発展へ向かう新たな市民協働のかたちを示し、長岡を最大限に盛り上げる事業を執り行います。

(5)長岡米百俵フェス設営
 長岡を全国に発信できる機会を活用し、これまで絆を築いてきた他団体との、協働による力を発揮する場とします。

(6)長岡神輿協議会事務局運営(通年)
 長岡神輿協議会と、長岡青年会議所の事務局としての関係性を協議し、長岡各地域の協働の先駆けである長岡神輿協議会が、継続的に続く組織であるためのブランディングと、より良い仕組み作りを模索します。

3.会員拡大

 多くの団体と関わる機会を活用し、歴史と実績を伝えることで、長岡青年会議所をより多くの人に知ってもらい、共に自己成長を目指し卒業まで情熱を捧げることのできる人財 を4名以上入会に導きます。

TOP